脱プラの取り組み12 「台所用スポンジ」を植物性の素材のものに変えてみた
うちには食器洗浄機がありません。
あれば便利なのだろうとは思いますが、家族の人数が少ないと、手洗いで事足りてしまいます。
手洗いで必要なのは、洗剤と食器洗い用スポンジです。
色々なタイプのスポンジを使ってきて、食器を洗う時はそういうものを使うものだと思っていたので、脱プラスチックの取り組みを始めるまで、スポンジがプラスチック製品だということに気がつきませんでした。
食器洗い用に限らず、スポンジ全般はプラスチック製品であり、しかもマイクロプラスチックが発生しやすいものです。
脱プラスチックに取り組むからには、スポンジの材質にも気を使いたいと思い、プラスチックを使用していないスポンジを探したところ、ビオセボンというお店で植物性のスポンジを発見しました。
私が購入したのは「ベジタブルスポンジ3個入り」です。
https://www.bio-c-bon.jp/item/363318261407300100.html
フランス製のスポンジで、植物繊維からつくられているそうです。
袋から出して水を含ませてしばらく置いておくと、段々と厚みを増してきます。
乾燥して袋の中に入っている状態よりも倍くらいの分厚さにまで膨らみます。
洗剤をつけてみると、泡立ちは全然悪くないです。プラスチックのスポンジと変わりません。
グラスや細かい部分を洗うときに、スポンジが固く感じられて、イマイチきれいに洗えなかったのですが、使っているうちにスポンジに柔らかさが出てきて、解消されました。
あまり良くない点としては、鍋にこびりついた食材をこすり取るという作業には向かないこと。
今まで使っていたプラスチック製のスポンジなら、多少のこびりつきも力ずくで取れたのですが、このスポンジにはこすり取れるほどの強さがなくて、絡まる力というのでしょうか、そういうのが弱くて力ずくでも取れません。
解決方法としては、少しの間、鍋の中に水を入れて置いて、手でさっと予洗いをしてから泡立ったスポンジで洗うと、油汚れなども取れてキレイになります。
一手間かかって面倒とも思えますが、他のものを洗っている間に水に浸けておけばいいので、それほど大変ではないです。
私自身は、プラスチック製のスポンジを使用している時から、水を入れるとか水に浸けておくということが習慣化されていたので、手で予洗いするという手間が増えましたが、大変さは感じません。
スポンジの劣化の具合も、プラスチック製と変わらないという印象です。
水切れも良く、乾きやすい素材です。
デメリットを感じないスポンジですが、一点だけ不満があります。
色です!なんで、黄色なの!!
もっと落ち着いた色だったら、完璧なんですが。
もともと黒か白か灰色のスポンジを使っていたので、黄色はあまり歓迎できる色ではないので、それだけ改善してほしいです。
今後、色以外は全く問題ないので、希望する色のものが見つけられなかったら、こちらのスポンジを継続して使っていこうと思っています。