今日のスイーツ④ 両口屋是清 よも山と志なの路
雨が降った翌日は晴れたりして、季節が動いてきているのを感じます。今日は少し暖かかったですが、だんだん冬に近づいていますね。
夏の暑い頃のおやつは、水ようかんやゼリー、ババロアなど涼しげなものが中心でしたが、気温が下がってくると温かい緑茶に合わせて、餡子の入った和菓子が食べたくなります。
数ある食べたい和菓子の中から、今日は値段的にも気軽に食べられる品を選びました。
両口屋是清の「よも山」と「志なの路」です。
それぞれ1個でよも山は120円、志なの路は70円(2022年11月21日時点)だそうです。
家から一番近いデパートでは、箱なしで欲しい分だけ買うことができます。
どちらもこし餡が、玉子風味を生かした生地で包まれています。
もう一つ「旅まくら」という種類もありますが、私が好きなのはこちらの2種類です。
余計な無駄な味がなく、とにかく素朴でシンプル。
でもじんわりと美味しさが口の中に広がります。
お茶の味を邪魔することがないので、緑茶や抹茶と相性が良いです。
シンプル過ぎて、いくら食べても罪悪感が生まれません。(有り難みがなくなるので、ほどほどに)
こちらのお菓子が好きになったのは、祖母のおかげです。
祖母は名古屋出身だったので、小さい頃遊びに行くと、時々こちらのお菓子が出てきました。
祖母は抹茶を点てるのが上手で、成長してからは、抹茶をいただきながら食べました。
その頃から美味しいと思っていました。
今思えば何て贅沢なおやつだったんでしょうか。
よも山と志なの路を食べる度に、祖母の優しい笑顔を思い出します。
思い出は本来の美味しさを倍増させてくれますね。
和菓子食べたいなという時に、気軽に食べられる私の中での定番中の定番です。