写真の減らし方

最近はスマホで写真を撮るので、プリントした写真が増えることはありませんが、一昔前に撮影した写真の保管に困っていないでしょうか?

アルバムにしまってある写真は、収納の場所を取ります。アルバムにすら入っていない写真は、見返すこともなく、収納の一部を占めています。家にあるものを減らしたいという時に、写真の処分は、最後の大仕事として残している方が多いのではないかと思います。

私自身も、写真は片付けの最終章に残っていました。写真の処分は、蓋をしていた過去と再会して、忘れたかったことを思い出し、嫌なことばかりではなかったことも思い出し、そして今の自分を受け入れる大事な作業でした。

手間はかかるし疲れるけれど、プリント写真をデジタルデータに移行し、きれいさっぱり処分しましょう。

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今回は、実際に私が取り組んだ方法を、ご紹介したいと思います。プリントされたものをデジタルデータに保存する方法はいくつかあります。

  1. プリント写真を、スマホで撮影する
  2. スキャナーでプリント写真を読み込む
  3. 業者に依頼する

私は1の方法で、大量のプリント写真をデジタルデータに移行しました。

スマートフォンを用意します。「フォトスキャンby Googleフォト」というアプリをダウンロードします。普通のカメラアプリでも良いのですが、フォトスキャンを使うと、写真に反射して写り込んでしまう光などを、自動修正してくれます。

写真を無地の台の上に置く、もしくは台の上に無地の紙などを敷いてその上に写真を置く→フォトスキャンで写真を撮る。たったこれだけです。

が、これを何百枚も撮影するのは非常に疲れますので、1日で終わらせようと思ってはいけません。できる方は、厳選した写真だけ取り込んで、あとは潔く処分しても良いと思います。ただ私は取捨選択が疲れるので、ひたすら全て撮影しました。

撮影した写真は、スマホの写真フォルダ内に取り込まれるので、PCなどを使ってハードディスクに取り込んでフォルダに分けるなどして管理します。フォルダ分けは非常に面倒な作業でしたが、写真をハードディスクに取り込んだだけでも、データ化できた安心感で、プリント写真は数枚を残して、残りは思い切って処分できました。

 

正直、取り込んだ写真を見返すことはほとんどありません。でも、撮影の作業を通して全ての写真に目を通したので、それだけで満足感があります。

写真の様な過去を経て今があることに、改めて納得もできて、過去は過去と思えるようになったような気がします。

今の生活に集中するために、手間をかけて疲れながらも、モノを片付けるのだなと実感した作業でした。