脱プラの取り組み その3 日焼け止め
面倒くさがりの私でもできる脱プラスチックの取り組みをご紹介します。
海
海はもっぱら眺めに行く専門です。海辺にゴザもしくは椅子を置いて、波の音を聞きながら、ひたすらボケっとすることが大好きです。
夏はかろうじて、海に入ります。ただし、立って入るお風呂みたいなもので、足が届く場所で、首まで海水に浸かっているだけです。それでも脚のむくみが取れたり、運動した気になりますし、太陽の光も浴びて疲れて、夜は良く眠れます。
日焼け止め
夏に海に行くということは、紫外線は避けられません。SPF50の日焼け止めは必須です。日焼け止め特有の匂いがしないものや、白くならないもの、塗りやすいジェル状の物など、近年のバリエーションは幅広いです。その分、どれを選んだら良いのか、本当に迷います。
ハワイでは、2サンゴに有害とされるオキシベンゾンとオクチノキサートを配合した日焼け止めの、販売と流通が2021年より禁止されています。また、コロナ禍中にオアフ島のハナウマ湾で水質が向上して、ウミガメやアザラシが生息するようになったというニュースも耳にします。
ハワイで何度も日焼け止めを塗って海に浸かってきた観光客の一人として、日焼け止めが海に与える影響は、他人事ではありません。それにハワイに限らずどこの海でも、同じように影響があることに、目をつぶっていてはいけないと思います。かと言って、海に入るなとか、日焼け止めを一切塗るなという極論には、同意できません。
では、どんな日焼け止めならローインパクト、以前よりは影響が低くなるだろうかと調べる中で、存在を知ったのが「オールグッド」という商品でした。
オールグッド All good
オールグッドの商品は、日焼け止めが与える海への影響に配慮した商品です。プラスチック容器を使用している商品も多いですが、サンスクリーンバターはアルミの容器です。ただただパッケージか可愛い、という理由だけで選びましたが、結果的に、脱プラスチックという視点では合格です。
使った感想
使ってみると、バターと書いてあるようにテクスチャーは滑らかで、少量でも広い範囲に塗ることができます。ココナッツの匂いがするので、日焼け止め特有の匂いはしません。沢山つけてしまうと白くはなりますが、少しずつ塗れば、白浮きもないです。ウォータープルーフなので海では大活躍間違いなし。薄く塗れば、日常使いもできます。軽くてコンパクトなので、持ち運びにも便利。
サンゴに優しいというだけでも、取り入れて損はない商品だと思います。
秋
夏は終わり、季節は秋になり紫外線も弱くなってきているのに、今更日焼け止めの紹介なんて遅いよー、と思う方もいるかも知れません。
使った感想を書きたかったので、このタイミングになってしまいました。
日焼け止め難民だった私ですが、来春から夏にかけても、オールグッドのサンスクリーンバターを使おうと思っています。
今回は、脱プラスチックというよりも、商品の紹介になってしまいました。結果的に脱プラに繋がりましたが、頭の片隅に脱プラという言葉を置きながら、物を選んでいけたらと思います。もちろん、自分にとって無理ない範囲で。